2021年12月1日,大東流無傳塾の技がテレビで放映されました。「たけしの超常現象!?」
不思議な力を持つ男の一人として紹介されました。テレビ朝日HTB6CHで放映されました。放映されたのは2手なので、あっという間に終わってしまいました。
そこで今回は合氣という名のワクチンについてお話しします。今新型コロナウイルスの感染で世界中が翻弄されています。デルタ株からオミクロン株の新変異型が万延しようとしています。まさしくコロナ株と同じく当無傳塾の合氣の技も千変万化即位即妙である。このコロナ感染を防御するためにワクチンの接種は有効であります。このワクチンと合氣には相関性があるかも。。。ワクチンになぞって合氣を言及すれば、合氣の抗体を持った師範の飯田がお弟子に対して技を掛ける(合氣というワクチンを接種する)。そうするとお弟子の体内に合氣の抗体が少しづつ蓄積されていく事になる。一年程修行すると合氣の抗体が効力を発する様(合氣を掛けることができる)になってくるのです。そうして修行年数を重ねていくと合氣の抗体ができあがって,合氣を掛けたとき、合氣の反応(受け)が良くなってくるのです。是を「合氣の回路」
が出来てきたという。更に時を重ねると(お弟子が上達する)飯田がお弟子に合氣を掛けても反応しない状態がおきます。この状態を飯田は「合氣体」
が出来てきたと言っています。それを克服(合氣が掛かるように)する工夫をする事が合氣の上達につながるのです。このプロセスを経て合氣は進化していくのです。片や受けのお弟子の方も合氣を掛けても良し(上手く合氣を掛けることが出来る)又反対に受けを取る方も上手くなるものです。言い換えると受けの上手なものは合氣を掛ける事も上手である。従って取りも受けも共に成長しないと、その上の合氣の進化は出来なくなる。自助、共助が欠かせないものになる。こういう観点からも受けの存在は重要になってくる。しっかりお弟子を育てなければならない。だから師範とお弟子の信頼関係が強いものでなくてはならない。合氣の技は、感覚の武術である。お互い合氣の練度を高め合わないと高度な技は望めないのである。無傳の合氣のワクチンは副作用が一切ありません。長寿の元なり大いに接種をお勧めします。
12月1日テレビに放映された動画です
MUDEN NO Aiki
武術・武道はどうしても強さを求めがちになるものです。堀川師範の術はお茶を点てる所作かあるいは日本舞踊の舞の如くの動きであります。それは力を出さないとても柔らかくてしなやかな所作(動き)でありました。飯田宏雄は念仏を唱える如くに堀川幸道師範の所作の如く所作の如くのイメージを追うばかりでした。この様な気持ちで日々稽古しています。
その結実が2014年3月22日に撮影された「座取合氣絞三人捕」です。無傳の心であり「力を出さない(力がぶつからない)、力を伝えない、何もしない。」これを「無傳の合氣」と命名しました。これは合氣体の身体になってきた証左であります。
飯田が入門したときの堀川師範は74歳でした。丁度今、飯田は72歳なので、やっとここまで来たかと思うと感慨もまたひとしおに覚えます。
無傳塾の基本理念のひとつに「いいものをながく」本物の時代21世紀を迎え、究極の合氣の技を目指し生涯修業を続けようと思います。これからは84~86歳になるのがとても楽しみです。名人達人の域になる年頃と聞くのでその年頃を目指して更なる精進をしようと思います。その年になると合氣之術はどのように進化しているだろうかと思うと今から胸がドキドキ、心がワクワクします。
2021年12月7日
いい氣 いい出会い いい仲間づくり
Good energy Good enccounters Good relationships
合氣護身術大東流無傳塾
塾長・最高師範 飯田 宏雄