「態(わざ)とらしいものこそが本物である。」
と植芝盛平翁が言っています。柔道東京グランドスラム(1917年)において60キロ級の高藤直寿選手の技を再現してみよう。組んだ高藤選手は、力を抜いて相手の身体に巻き付き後ろに回り込んだ。高藤選手は相手の背中を畳につける様に投げた。力を相手に伝えていないので、反撃の隙を与えていないのである。だがしかし相手は高藤選手に投げられたとは思っていない。普通なら力と力とがぶつかり合うのが通常であり、相手は投げられた感じがしないので負けた気がしない。又審判も同様で、狐に撮まれたようで唖然とした状態である。高藤選手はアピールしてビデオ判定を要求した。こうしてビデオ判定は成功して高藤選手は一本を取ったのである。高藤選手の主張が認められたのである。

この唖然とした状態が一般的な認識ではなかろうか。この現象(術)こそが本物(ほんもの)の柔(やわら)になる。「柔道の神様」と呼ばれた男、空気投げを産んだ三船久蔵十段もいるじゃないか。又、黒田鉄山先生の祖父に当たる黒田泰治先生は「人を投げるなんか羽織りをハオルようだ」と言っている。終わりに大東流合氣柔術中興の祖、武田惣角源正義翁の言葉もご披露しておきます。

大東流柔術を深く執心(しゅうしん)に稽古し怠けず勝利したことにより、このたびこの目録(巻物)を与え、術を受け継ぐことを許す。疑う心を持たず技を磨きあげ必勝の術を会得しなさい。

ここで重要なことは「疑う心を持たず素直に技を錬磨せよ」と言っている。取り(技をかけ投げる方)の方でも投げたという感覚はないので受けの方だって然りである。自分は投げられたという認識はないのである。双方とも技をかけた、かけられたという感覚は皆無である。だから摩訶不思議な現象が生じる。これが合氣、そして合氣の威力になる。無伝の合氣は然りである。合氣を使うと尚更容易になる。こう言う現象(術)は無伝塾では常態化している。無伝塾では3年をメドに合氣の技(黒帯)を取得出来るよう指導しています。 剣を取ったら日本一、赤胴鈴之助の真空斬りを夢に無伝塾は日常の稽古に邁進しています。
力を出さない 力を伝えない 何もしない
これが無傳之合氣!

道央合氣道会主催の演武大会にご招待を受けました
道央合氣道会主催の演武大会に今年も2回目のご招待を受けました。こうして、呼んで呼ばれて友好の輪を広げていきたいものです。2017年7月9日 北海きたえ~る於

寝技五人捕17719(75)

永世名人位 堀川幸道師範が大東流合氣柔術の秘伝をNHKテレビで一般公開され(1973年5月1日放送「北海道の窓」)反響を呼んだ合氣の極意五人捕りを再現してみました。
演武者は合氣柔術無傳塾 飯田宏雄
MUDEN NO Aiki

2021年7月23日

いい氣 いい出会い いい仲間づくり
Good energy  Good enccounters Good relationships
合氣護身術大東流無傳塾
塾長・最高師範 飯田 宏雄